結婚の準備
挙式までの予定表

挙式と披露宴の準備

婚約から結婚式までー結婚する二んにとっては、うれしくてたまらない時期です。しかしまた、ひどく忙しい期間でもあることにご注意ください。
準備はすべて早めに手回しよくすることが肝心です。まだまだと思っているうちに、目のまわるような忙しさに追い込まれてしまいます。こまかいことほど、早めにやっておくほうがよいと、経験者は言っています。
挙式までの予定表を作って、計画的に進めましょう。

挙式と披露宴の準備
ためしに、つい先日結婚した青野玲二、末こ子さん夫妻のメモを見せてもらいましょう。三月十三日(日)結納。玲二氏、末子さん、二人の両親が仲人さん宅に集まり、結納を交わしました。このとき、挙式日はだいたい五月半ばごろと、話し合いました。
式日をきめる
四月に入ってから、挙式は五月十七日(火)と決定しました。この日は、ほとんど二人のつごうで選んだもので、いわゆる暦の「よい日」ではありません。
一般に、式日をきめるための条件は、
1家族やお客の出席しやすい時期。
2新郎新婦の仕事のつごうのよい時。
3新婦の生理上、つごうのよい日。
ということになります。
時期・・たとえば、農村では農繁期を避けるなど。都会の勤労者にも、比較的仕事の暇な月はあるものです。
あまりに暑い季節を避けるのも今までの常識でした。
統計によれば、日本全国で、最も婚礼の多い月は、五月。つづいて四月、十二月、の順で、八月は最低です。
しかし、もし新郎新婦の仕事のつごう(学校に勤務の場△口など)で、八月が最もよいならば、この月にきめましょう。ただ、暑いさなか、従来どおりの花嫁衣装や礼服では、招く人も、招かれる人も、どんなものでしょうか。八月の結婚式は、うんとくだけて、ブラウスや開襟シャツで出席するものにするならば、その気安さが、かえって喜ばれ、よい思い出にもなるでしょう。
仕事のやりくり・・挙式前後の休暇のことも考え、仕事の手順を整えて、職場の迷惑にならないようにしたいもの。また、休暇願は早めに提出して、上役や責任者の了解を得て診ぎましょう。玲二氏は、二週間前に届け出ています。
新婦の生理・・月がきまったら、こまかい日どりは、新婦の生理日を中心にきめてください。
気分的にいっても、生理期間中の結婚式、新婚旅行はたえられません。
また、結婚後しばらくは受胎調節を実行したい方も多いでしょう。そのためには、次回の月経予定日前一週間が、最安全期です。詳しくは、「結婚前後の健康」28よび「家族計画」を参照してください。
しかし、これだけの知識をもっていても、微妙な人間の体のこと、どういう変化があるかわかりません。ことに、式場のつこうで早めに式日をきめるのですから、思うようにいかないかも知れません。
そのときは、新郎と親しく善後策を話し合えれば何よりです。

式場をきめる
四月十六日(土)式場を決定して、Tホテルへ申し込みました。申込みには、日時、費用の予算、来客の予想数、花嫁の色直し回数などを付記しました。
青野夫妻は、一カ月前に申込みをしましたが、日が決定したら、でぎるだけ早く式場もきめて申し込むのが無難です。式場によっては、三ヵ月前に申し込まないと、希望日がとれないことがあります。もっとも、シーズン中でも仏滅の日には挙式数がぐっと少ないことなどあるので、そういう日をわざわざねらう人もあります。
式場は、予算と、あなたの希望する結婚式、の形式とによって、適当なところを選びましょう。

招待状の印刷と発送
招待状はでき上がりまでに、普通のもので一週間、新郎新婦の家紋を入れると、二週間近くかかります。
式日二週間から三週間前に、お客様の手元に届くよう発送したいので、時間の余裕をもつて注文してください。どの範囲に発送するかをあらかじめ、二人で相談し、必要枚数に過不足のないようにしましょう。
信用のハガキを同封することも忘れずに。

式服の用意
花嫁の式服は、貸衣装でも、約一〇日前に予約しておく必要があります。(列席者の紋付きは、当日でもだいたい間に合う)早ければ早いほど、好みの柄が選べます。
新調するならば、和装は染め、仕立てとも四〇日以上、洋装は二〇日以上かかると思わなければなりません。
男子のモーニングは仮縫いつき約二週間です。(都内デパート調べ)
末子さんは、おねえさまの式服を借りるので、旅行服の注文だけをしました。玲二氏は、三月中に、モーニングの仕立てを注文したそうです。
ウェディングリング・・挙式のとき、指輪の交換をする場合は、あらかじめ指輪が指に合う「ことを確かめておいてください。ウソのような話ですが、挙式の場で、指輪がはまらず、たいへん困った例があるのです。

美容
早めにかつら合せをしておきましょう。その後、挙式までに二、三回美顔術をすれば、理想的です。挙式前日には、ピンカールに行きます。


新婚旅行の手配
式場の申込みにつづいて、新婚旅行のための手配をしましょう。青野さんは、四月十八日、交通公社でクーポン券利用の予約申込みをしました。式場によっては、旅館の世話をするところもたくさんあります。経費と日数によって、無理のない計画を立てましよう。

仲人、司会者、来賓へのあいきつ
仲人・・式日がきまったら、まず仲人さんへ連絡し、当日のお世話をお願いしましょう。式当日だけの仲人を依頼する場合など、当人たちと男仲人さんは親しくとも、その夫人の女仲人さんを知らないことがあります。当日、仲人夫人と初対面のあいさつを交わすようでは、頼まれたほうも、どんなにやりづらいでしょう。
そんなことがないように、新郎新婦そろって仲人さん宅を訪問し、打合せをしておいてください。
司会者・・同僚や友人の中で、司会に慣れている人に依頼します。
披露宴の方法や順序を、三人でよく相談し合いましょう。青野さんは、同僚に依頼したそうです。

来賓と祝辞・・来賓、祝辞を依頼する方へは、招待状を持参して特にお願いすることが礼儀です。どうしても時間がなければ電話か手紙ででも、あいさつをしたいものです。

引出物、おみやげ、お礼品の用意
引出物:引出物け、数が多い場合は、すぐには、そろわないこともあります。たとえば、ガラス製品ゴニ週間 陶器類一〇日間 漆器類,三~四週間の余裕がほし悟と、デパートでは言っています。
引出物に、何を選んだらよいか、いろいろ.と迷うものですが、あとに残る実用品が、どこでも喜ばれます。青野さんは、ティースプン一箱(六本)にしました。
お礼・・挙式がすんだら、二人の両親がそろって仲人宅へあいさつに行きます。このとき持つて行くお礼の品は、挙式前に心がけてそろえておをましよう。(新夫婦も旅行から帰っ,たら、仲人さん、特にお世話になった方へ、旅行の報告をかねてあいさつに行きます)

新婦の退職
結婚のために職場を去る場合は、おそくも一ヵ月前には届け出て、仕事に支障のないようにしましょう。末子さんは四月十六日に退社しています。
最後の打合せ
挙式の一週間~一〇日前に、仲人さんおよび式場の係りと、景後の打合せをします。仲人さんには、当日の紹介のため、二人の略歴をメモにして渡しましょう。式場では、招待状の返信によって、確定した人数および席次、披露宴の進行、写真撮影などを、はっきりと約束します。
会計その他の係り・・家族の中から、挙式当日の会計を担当する人をあらかじめきめておきます。その他、こまかい点まで打ち合わせ、当日だれが何をするかをはっきりさせてください。忙しさのあまり忘れたり、だれかがするだろうと考えて、だれもしなかったりということのないように。